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ジョエ・シャンドリエ
Joe Chandeleir ジョエ・シャンドリエ
【ムレシップのアランに愛された若者】
1992年生まれの大型若手がサン・コムに現れた!多くの新人生産者同様、ジョエも元々はワインとは縁遠い仕事をしていた。製薬工場で働いていたが、土壌に関係する職に就きたいと、モンペリエで農業・栽培醸造学をマスター。
その後2013年からは南仏やオーストラリアの色々な蔵元で修行を続け、2018年には出身地であるガール県で自然派ワインを造ろうと、独立へと動いていた!
そんな折ムレシップのアラン・アリエの畑が目に飛び込んできて即座に魅了された…。2018年の収穫、醸造を手伝いたい!と申し込んだ所、すんなりオーケー・笑。シャイ同志(?)アランとはすぐに気が合い、密に連絡を取り合う超仲良しとなった。
「もしやる気と畑が見つかったら、僕の醸造室でワインを造らないかい?」とアランから願ってもいない提案が!こうして2019年2月に自分のドメーヌを設立。現在はアランの醸造室を借りながらワインを造っているが、2〜3年内には自身のカーブを持つ予定で動いている。
【欠点になりうることを徹底的に排除】
テロワールと畑を表現したワインを造る事が目標。その為には環境と生物多様性を尊重した栽培法が必要であり、ビオ栽培、ビオディナミ栽培は避けては通れない道だと考えている。ボトリング時に少量のSO2 以外、添加物は一切不使用。(サンスフルのワインもある!)ワインにおける欠点を出来るだけ避けたいと、常にたゆまぬ努力をしている。
【ぶどう本来の果実を失わせない】
軽やかなワインからしっかりとした骨格のワインまで、様々なスタイルのワインが好きなジョエ。しかしワインとは、ぶどうという果物からできるものと考えているため、スタイル関係なくいつでもフルーツの風味を感じる事が大切だと考えている!
【畑】
現在借りている畑と購入した畑で合計およそ10haほど世話をしているジョエ。2020年上旬にはアラン・アリエが1.50ha のシラーの畑と、小さなシャスラの畑を貸してくれた!(あの即完売の白ルー・カントゥーや幻のペティヤン・ジュ・デュ・ビュルが生まれる畑…!)