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ローラン・バーンワルト
Lanrent Bannwarth ローラン・バーンワルト
今やアルザスでも最上の造り手の一人と目されるクリスチャン・ビネール氏と親しく、ビネールの影響を受けていることが如実に感じる味わい。最近はジャンマルク・ブリニョの影響で亜硫酸無添加でワイン造りをしています。
《 輸入元資料より 》
1960年代にコルマールの南にある小さな村、オべルモルシュビールにて創業。ドメ―ヌの歴史は1950年代から、初代ローランとその妻スーザンヌによって始められ、1968年に現在所在の場所にカーヴを設立しました。その後もぶどう畑を広げて行き、1987年に息子のステファンが加わり、二人の娘、ステファンの妻も一緒になり、現在のドメ―ヌを支えています。
現当主のステファンは、80年代に父の後を継ぎ栽培をビオディナミに転換、醸造においてはクラシカルな方法を採用しておりましたが、クリスチャン・ビネールと出会い自然な栽培、醸造、そのワインのナチュラルな味わいに感動し、2004年からビオディナミ栽培を実施、そして2009年初めて醸造においても酸化防止剤を使用しない、ナチュールのキュヴェを造りました。
所有しているぶどう畑は14haです。2004年よりビオディナミ栽培を行い、エコセールの認証を受けています。活きた豊かな土壌を保護すること(重量の重いトラクターは使用しない、畑を耕す、堆肥ノ使用など)、ぶどう畑の周りの環境の多様性を保つこと(周りの自然環境の保護、森林の植樹など)、化学物質を一切使用しないこと(除草剤、化学肥料は不使用、有機物質、ビオディナミの調合剤を使用)を徹底しています。2010年にはジャンマルク・ブリニョが、彼の葡萄でワインを仕込んだことから、亜硫酸無添加のワインを主として造るようになり、2011年にはアンフォラを使ったワインも造るなど、とても挑戦的な生産者です。