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アンドレア・カレク
Andrea Calek アンドレア・カレク
チェコのプラハ出身のアンドレア・カレク。歴史的建造物や修道院の修復、オリーブ畑の保守などの仕事をするためフランスへ。プロヴァンス地方のワイナリーで働く中で、畑をビオディナミ栽培に転換する仕事も経験、2006年にローヌのアルディッシュに自らのドメーヌを設立します。
「ル・ヴァン・ドゥ・シエル・ア・ラ・テール」(ニコラ・ジョリー著)をチェコ語に翻訳し、ニコラ・ジョリーと共にチェコでビオディナミに関する講義を催したり、造り手に醸造を指導する活動も。
栽培はビオロジック、ワインはノン・フィルター、ノンコラージュで瓶摘め。
ブロンドの髪に、両サイドを刈り上げた独創的なヘアスタイルと陽気なキャラクターでみんなの人気者。
歴史的建造物、修道院の修復家として来仏。プロバンスなどでワイン造りを学びながらニコラ・ジョリーの著書をチェコ語に翻訳。2007年、ローヌ・アルディッシュにて独立。アンドレア・カレクがアルディッシュを選んだ理由は、まさにマゼルの存在があり、彼の造ったワインに影響されたからだ。
畑は贅沢な一枚畑。あちこちの区画に畑があれば、雹などの被害を分散できるが、その危険がありながらも一枚畑にこだわった。なぜなら、自然な栽培をするには、他の畑の影響を受けにくい環境造りをする必要がある。この畑は、既に独立していたフラール・ルージュのジャン・フランソワも羨ましがるほど、贅沢な畑だった。
「アーティストではなく農家でありたい。」アンドレアは口にする。モットーは自分も他人も楽しいこと!みんなが買って楽しめて、自分でも飲めるワインを造りたい。美味しいワインをたくさん造って、みんなで飲めた方がいい! 幸福を分かち合える。飲むために飲むのではなく、誰と飲むか!?グラン・アルナックというワインを2008年に冗談で造った。冗談で10倍の価格を付けたら、売れてしまい、3星レストランで扱われた。これはおかしい、だれも冗談だと気が付いてくれなかった。
ワイン造りにおける探究心は衰えることなく、今でも師匠のマゼルやマルセル・リショーを訪問して収穫・醸造をともにすることで自身のワイン造りに磨きをかけている。(輸入元資料より)