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ジャック・カリヨン
ジャック・カリヨン
現在、ピュリニー最上の造り手の一人といっても良いルイ・カリヨンですが、日本市場ではなぜか認知度が低い気がします。その分入手しやすくまだ価格も穏当に仕上がっている隠れた名ドメーヌとして通人の評価が高いように思います。(現地ではルフレーヴ以上の評価をされているのですが・・・。)
個人的にルイ・カリヨンとギィ・アミオはコートドール白の隠し玉ドメーヌと考えております。
現オーナーであるディディエ・モンショヴェは、ナントー村で代々続くヴィニョロンの家系で育った。彼が20歳の時にビオディナミに興味を持ち始めて、以来、父の農薬を使った農法に疑問を抱くようになり、最終的には意見の違いで早くから家を出ることとなる。
記録には1520年、すでにカリヨンの名が現れるほど歴史あるドメーヌですが、名声をより高めたルイ・カリヨンの息子であるジャックとフランソワの丹精込めた仕事によって、ピュリニー随一といわれるワインが生み出されています。