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クリストフ・パカレ
Christophe Pacalet クリストフ・パカレ
クリストフ・パカレは自然派ワインの父と言われた、故マルセル・ラピエールの甥であり、最も著名な自然派ワインの生産者フィリップ・パカレのいとこであり自然派ワイン界のサラブレット。
蔵を訪れた際、「すぐに畑が見たい!」とのワガママに応えてくれたクリストフ。ボージョレーを入念な解説付きでドライブしました。畑ごとの個性が素晴らしい中、とってもチャーミングでグラマラス、個人的に大好きだったのがフルーリー。フルーリーの畑を見て「1番好きだよ!」と伝えると、「本当かい?僕も大好きなんだよ!自分が表現したいのは、こんな優しくて、ガメイの底力が表現できたワインなんだ!」と、意気投合。
その日から私が宿泊するクリストフの叔父であるマルセル・ラピエールの醸造所。偉大なファミリーは、急に訪れた日本人に、嫌な顔一つせずに接してくれ、感激の滞在でした。
(最終日に)別れを惜しんでいると、クリストフは車へ戻り、一本のワインを。「コレが好きなんだろ?今夜飲みなよ!」と、満面の笑みで、まだ瓶詰め前のフルーリーを差し出してくれたのです。涙が出るほど嬉しかったです。夜飲みながら、「ガメイって本当に凄い!」としみじみ、、、。
マチュ・ラピエールからも兄貴のように慕われる、クリストフの温かい人間味を感じた瞬間でした。クリストフのワインを飲む度に、あの優しくも強い炎に燃えた笑顔を思い出します。(終)
クリストフのガメイは、完璧なBIO栽培で、酵母も二酸化硫黄も加えず醸造します。(年によりワインにより、ボトリング前に、微かな量を加える時もあります。)だから「畑の味」「年の味」の違いがストレートにボトルに詰め込まれています。(輸入元資料より)