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フランシス・ダローズ
Francis Darroze フランシス・ダローズ
アルマニャック、もう一つの頂点
ストーリーは、1928年、ガスコーニュ地方ヴィルヌーヴ・ド・マルサンのカフェ併設のホテルをジャン・ダローズが両親から受け継ぎ、二つ星のレストランへと登り詰めていくところから始まります。
後にキング・ジャンと呼ばれた彼は、息子フランシスが15才のときから連れ立って最高の食材探しに地元の農家を訪ね歩きます。フォワグラ、家禽、野生のキノコ、狩猟肉、地元の魚、旬の果実、野菜、そしてアルマニャックも!ランド県バ・アルマニャック地域の真の特産品を求めて・・・。
フランス南西部、大西洋とピレネー山脈の影響を受けるこの地域は上質で複雑 味を持ち、驚くべき熟成のポテンシャルを持つアルマニャックの生産に最適の場所でした。やがて父ジャンから家業を受け継いだフランシスは、バ・アルマニャックの葡萄農家を巡っては自家生産の秘蔵アルマニャックを少しずつ譲ってもらいます。そうやって続けた 1950 年代、1960 年代の探索から、この土地のテロワール、造り手を知り、関係を育てて行きました。
元々は自分たちのレストランのために集めたアルマニャックのコレクションでしたが、2つ星のレストランともなれば、各地から訪問するゲストやレストラン関係者からウチにも分けてほしいという声がでてきます。そして、1970 年代には熟成用の蔵を整え、アルマニャック・ハウスとして販売を開始。フランソワの息子の現当主マークが引き継いだ頃には、アルマニャック・ハウスの最高峰として知られるようになりました。