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ドミニク・ドゥラン
Dominique Derain ドミニク・ドゥラン
フィリップ・パカレやシャソルネに続くブルゴーニュ自然派の星として、注目される新進気鋭ドミニク・ドゥランをご紹介いたします。
ドミニクとカトリーヌの夫婦が87年にドメーヌを購入し、90年よりワインをリリースしていますが、特筆すべきはその畑の環境の素晴らしさ。100年以上昔からの農業を続け、化学物質を一切使わず葡萄栽培を続けてきた最高の区画なのです。
現在、畑の手入れはビオディナミで認可された物質のみ使用した栽培が行われており、まさに正真正銘の自然派の葡萄といえます。さらにブルゴーニュでもトップクラスの高密植(1haあたり1万本)で収量は35hl/haまで抑え、真にテロワールを映し出したワイン造りを行っております
オーナーのドゥラン氏は「ワイン造りで大事なことは、テロワールの特徴をそのままワインに表現するよう、醗酵も自然に沿って行っている。自然、そしてテロワールのポテンシャルをじっくりと観察し、自然が語りかけることに耳を傾けることだ」と語っています。
パリの自然派に力を入れるお店では必ずと言ってよいほどオンリストされパリっ子たちの人気を集めています。
ブルゴーニュ地方のサン・トーバンで、ビオディナミでワイン造りをするドミニク・ドゥラン。ビオディナミで使用する「プレパラシオン」も自作し、それを若手に教えたり、仲間に譲るなどの活動も活発に行っている自然派のリーダーのひとりです。
祖父がメルキュレイにぶどう畑を持っていたことから、子供の頃から祖父を手伝って畑仕事をしていたドミニクは、その頃からすでにブドウ栽培やワイン造りに興味をもっていたといいます。成長したドミニクは、まず、樽作りの職人として5年間仕事をしました。それは、ワイン造りには欠かせない道具である樽をより詳しく知るためでした。ワイン造りについては、ボーヌの醸造学校で学びましたが、それは彼の目指す自然なワイン造りとは別の近代技術を中心とした教育だったと言います。その後、10年間はフランス各地のワイナリーでさまざまなワイン造りを経験、醸造長を務めた時期もありました。
そして1988年、かつて祖父が持っていたメルキュレイの畑が売りに出されたことを知ります。樹齢80年のこの畑をドミニクは即購入。同時にサン・トーバンにもこれまで一切化学物質を使用していないという樹齢100年の畑を見つけ、こちらも購入しました。ついに長年の夢、自然派ワインを造るときがやってきたのです。もちろん、はじめから有機栽培でぶどうを育て、1990年、始めて自分自身のワインをリリースしたのでした。
そんな彼の性格がそのまま現れたワインはどれもナチュラルでキリリと締まった男前ぞろいです。「ワイン造りで大切なことは『テロワール』の特徴がそのままワインに反映するように発酵にも手を加えずに自然に行うこと。自然とテロワールのポテンシャルをじっくりと観察し、自然が語りかけることに耳をすませることなんだよ」今でも自然とワインから学ぶことがいっぱいというドミニクです。
「それぞれの人生がひとつのドラマで人や出来事との出会いが思いがけないときにやってきて、その選択は難しく、人生を左右することがあるように、1本のワインとの出会いも人生を左右する力をもっています。私のワインを気に入ってくださる、自然で純粋なワインを選んでくださる方たちの人生に何かエネルギーを与えられるワインを造りたいと私も自然なワイン造りに日夜努力しています。皆さんの食卓に元気と幸せを!」ドミニクからの熱いメッセージ、やっぱりなんだかカッコイイ、いけてるピアスの情熱男。(輸入元資料より)