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ミクロ・ビオ・ワインズ
Micro Bio Wines ミクロ・ビオ・ワインズ
スペイン・セゴビアで今最も注目を集めている「ミクロ・ビオ・ワインズ」 イスマエル・ゴザロ氏による、高樹齢で徹底して自然と共生したナチュラルワイン。長い歴史を持つブドウ栽培家で所有する畑は28.5haにも及びますが、中でも特に優れた区画を自社ワイン用に使用しています。標高800〜900m。年間の降水量:約250mm。土壌の多くが砂質だったため、フィロキセラの被害を受けなかった畑が多く、全体的に非常に樹齢が高く、一番古いブドウは250年にも及ぶ樹齢を誇ります。自社ワインに使用されるブドウは平均樹齢200年で、その樹から採れるブドウは一房80gほどしかなく人の手のひらよりも小さいのですが、非常に味が凝縮しています。これらのブドウ樹は、台木に接ぎ木をする必要がなく自社のブドウの中から優れた株を選び、その枝を地面に直接植えて苗木にするか、マルコタージュによって株分けをして若木を育てています。特に白ブドウのヴェルデホを多く栽培・醸造していますが、黒ブドウのシラーも特筆すべき妖艶さを秘めたワインに仕上がっています。
《歴史》
イスマエル・ゴザロはブドウの栽培をしていた家系の5代目で、現在も所有する畑の 60%のブドウは売っており、優れたブドウが採れる区画を自社ワインとして造っています。所有の畑は28.5haにも及び、そのほとんどに白ブドウのヴェルデホが植えられて おり、赤ワインの為に植えられた黒ブドウ品種は2割以下で、ヴェルデホに特化したワイン造りをしています。
《畑》
ブドウ畑は砂が多いためフィロキセラの被害を受けなかった畑が多い為(砂質の多 い土壌だとアブラ虫が穴を掘って地中にもぐった後に穴が崩れ、地中で生きられな い為)全体的に樹齢が高く、一番古いブドウは250年にも及ぶ樹齢を誇ります。平 均樹齢200年のブドウの木は一房80gくらいと小さく、人の手の拳ほどもなくて味が凝縮しています。これらのヴェルデホは台木に接ぎ木をする必要がなく自社のブドウの中から優れた株を選び、その枝を地面に直接植えて苗木にするか、マルコタージュによって株分けをして若木を育てています。 するとブドウの味わいの違いとなる核は「ミクロクリマ」が重要であると考えイスマエルは区画ごとのワイン作りを徹底しています。区画ごとに「1級」や「特級」と独自の標識を立て、「風通しがよい」「ぶどうの房が小さい」「ブドウがよく熟す」といった区分けから「優れたブドウ」を選定してワインを造り分けています。標高800〜900m。年間の降水量:約250mm。
《醸造》
プレス時、祖父の代から使っている500L容量の小さな垂直式の圧搾機を使用しますが、枠の部分はステンレス製に作り変えて洗浄しやすく改造し、雑菌が繁殖してワインの劣化を起こすことがないようにするなど古い道具と上手に付き合っています。ブドウ畑は有機農法の認証を受けていますが、ワインのラベルには「オーガニック」の言葉を表示しません。