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ジャン・フランソワ・ガヌヴァ
Jean-Francois Ganevat ジャン・フランソワ・ガヌヴァ
ジュラ地方南部ロタリエにて1650年より続く家系。『ファンファン』の愛称で知られるジャン・フランソワ・ガヌヴァ氏が現当主。彼は現在、ピエール・オヴェルノワ氏(エマニュエル・ウイヨン)と双璧を成す“鬼才”として知られます。
1989年から9年間、ブルゴーニュの名門ジャン・マルク・モレの元で研鑚を積み、セラーの責任者としてドメーヌの屋台骨を支えておりましたが、フィリップ・パカレやディディエ・バラル、シュレールなどのワインと出会い、自然なワイン造りに傾倒していきます。
1998年に家業を受け継ぐため自身のドメーヌに戻りビオディナミ栽培、亜硫酸不添加など自然なワイン造りを実践。ジュラ地方のもうひとつのカルト『ピエール・オヴェルノワ』に引けをとらない素晴らしいワインを造ります。
産地:ジュラ地方南部/ロタリエ
「JURA 南部の雄!」
高い樹齢、厚みとミネラル、飲み手を魅了する圧倒的な存在感・・・。
名実ともにジュラを代表する造り手です。
ジュラ地方南部ロタリエ、1650年創業14代目当主のジャン=フランソワ・ガヌヴァ。(愛称:フォンフォン)1982-1989年、父と共に働きキャリアをスタート。その後、ボーヌの醸造学校で学び、シャサーニュ=モンラッシェのジャン=マルク・モレで9年間勤め、1998年に蔵に戻りました。
蔵に戻ると、ビオロジック→ディオディナミ栽培に力を入れ、昔から植わっている地品種も大事にし、ワイン造りを始めました。マルヌ・ブルー、マルヌ・ブランシュなどの特色ある土壌、樹齢 50〜100年の樹齢、地品種。代々受け継いできた恵まれた環境の上、自身の才能を存分に発揮して魅力あるワインを多種類リリースしています。
ウイヤージュ(蒸発した分を注ぎ足すこと)ありのもの、ウイヤージュなしで酸化熟成させたもの(ヴァン・ジョーヌほか)、樽も小樽、中樽、アンフォラなど、ワインの仕上がりイメージに合わせて様々なサイズを使っています。地下3層ほどに広がる充実のセラーは、きれいに手入れされていて、コワモテな彼の繊細な一面が伺えます。
近年は、妹のアンヌとともにネゴス部門を立ち上げ、葡萄の収穫が少ない年でも面白いワインをリリースできるよう彼ら流のスタイルで幅を広げています。
〈 栽培・醸造 〉
白は、300〜500Lの樽で2年熟成、赤は開放発酵樽で発酵後、ブルゴーニュ型の樽で1年熟成してリリースというのが基本になっていますが、特別キュヴェ ヴィーニュ・ド・モン・ペールは、注ぎ足しをしながら130ヶ月小樽熟成。ヴァン・ジョーヌは、注ぎ足しナシで8年熟成です。
赤は、じんわり旨み系。白は、ミネラリーな余韻が伸びるエレガントなスタイルです。(風味、存在感は充実。)V.V.に向かって行くに従って、芯のミネラルと余韻の質感が上がります。特に黄色系のワインは、事前に抜栓しておいて(温度も高めに)、風味を最大限 に引き出すことをオススメします。(1週間くらい経ったほうが美味しかったりします。)
〈 土壌 〉
マルヌ・ブルー、マルヌ・ブランシュと呼ばれる青色、白色土壌がありますが、元々は、石が青色、白色だったようです。白系:マルヌ・ブランシュ 石灰質にはシャルドネ、青系:マルヌ・ブルー には緑色のサヴァニャンがよく合うということでそれぞれ土壌によって植え分けられています。(輸入元案内より)
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