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コート・ド・ラ・モリエール
Cotes de la Moliere コート・ド・ラ・モリエール
1988年から自家元詰めを開始した、4つのアペラシオンに8haを所有する6世代前から続く葡萄栽培農家。うち6haの畑を2002年にビオデナミに転換し、残り2haも現在転換中。10年前から畑には雑草が茂っており、畑に葡萄樹以外の多種の草が生えている事で、より土中に微生物が増え土が豊かになると考えています。環境との調和を重視し尊重する事で、昔の様にテロワールを反映した素晴らしいワインが生まれています。
完熟葡萄を、補糖や酒石除去などはもちろん、亜硫酸無添加、もしくは最低限の添加で醸造。白はレモンイエローの美しい色合い、無濾過、無添加故の濁りがありますが、それこそが旨味の凝縮。口当たりと風味、どれも心地よい余韻があります。
近年メキメキと実力を上げており、地元での人気は高まるばかり。ワインはフランスで消費される他に、オランダ、デンマークに輸出されています。フランスでは、自然派ワインで一目置かれるピエール・ジャンク氏(ラ・クレムリーやラシーヌの創設者)の営むワイン・バー「ヴィヴァン」やシャトー・ブリアン、デンマークの「ノマ」がオンリスト。日本では全く無名ですが、この美味しさを知れば人気が出る日もそう遠くはないでしょう。本当にお薦めの生産者ですでの、ぜひお試しください。