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ドメーヌ・デ・ミケッテ
Domaine des Miquettes ドメーヌ・デ・ミケッテ
サンジョセフの南部にある2つの町、TournonとSecherasより上の高い台地にある小さな村にドメーヌはあります。生産者であるポール・エスティーヴは両親から農場を買い取り、小さく、ローテクなワインを作るための醸造小屋を作りました。
始めは、シラー1ha、コトー・ドラルディッシュとなるヴィオニエが1ha、サンジョセフとなるシラー、マルサンヌが1haの合計5haの畑があり、その後栽培を手伝っていた標高350メートルに位置するサンジョセフの畑3haを譲り受けました。収穫は全て手摘み、天然酵母での自然醗酵、温度管理もほぼ皆無。
サンジョセフとコトー・ド・ラルディッシュの畑は有機認定されており、馬での耕作を実施。ポール・エスティーヴ&クリステッレ・ヴァレリー夫妻は、庭で野菜や果物を育て、ヤギや牛から乳を搾り、ほとんど電気も使わないスローライフそのものの暮らしをしています。
ワイン作りを始めて数年後、彼らはジョージアを訪れた際に古代のアンフォラ(クヴェヴリ)熟成に衝撃を受け、自分のワイナリーに25個のクヴェヴリを埋め、ジョージアで学んだことを活かしたワインを作り始めたのが「マドゥロバ」のシリーズに。ジョージア語で「ありがとう」を意味し、感謝の気持ちを込めて命名。品種はそのまま、赤はシラー、白はヴィオニエとマルセーヌ。どちらも6ヶ月のスキンコンタクトを施し、アンフォラでさらに6カ月熟成させています。
以降はそれまで使っていた樽でのワインを作ることは止め、クヴェブリワインのみを作り始めました。今ではヨーロッパでは手に入らないほどの人気なワインです。(輸入元案内より抜粋)