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モメント・モリ・ワインズ
Momento Mori Wines モメント・モリ・ワインズ
デイン・ジョーンズはもともとニュージーランドの南島のウエストコースト出身です。大自然の中で育った彼にとって自然に造られないワインは違和感でしかなかったそう。大柄でたくましい髭、キャップにド派手なシャツ、という出で立ちはまさにギャングスターといった感じではあるものの、非常にまじめな性格や澄んだ瞳はワイン共々モメント・モリ・ワインズの魅力の一つです。
2004年にオーストラリアに移住し、コーヒー業界でバリスタとしてWild Open RoadやProud Maryなどメルボルンのなかでもトップクラスのカフェで活躍していましたが、2009年、もともとワインに興味を持っていた彼はヴィクトリア州のハーコート・ヴァレーにあるワイナリーで働き始めます。その間に行ったフランスでの研修中の旅行で、彼はジャン・フランソワ・ガヌヴァとピエール・オヴェルワを訪れ、彼らのワイン造りの哲学や情熱をシェアすることができました。その経験は今の彼のワインメイキングの核となっています。また彼は今は亡きラディコンのワインと出会い、イタリアのぶどうが持つ華やかな香りや、スキンコンタクトが生む複雑味などに魅了され、全てのキュヴェはイタリアのぶどう品種から成っています。
ワイナリーのすべては手作業で行われ、必然的に生産量はかなり少ないものの、SO2無し且つ清潔で純粋なワインを作る唯一の方法は、発酵からボトリングまでのすべての面において優しく、丁寧に自分ですべてを行うということだと彼は言います。自然酵母による発酵、オーク樽不使用、無濾過・無清澄・無添加。機械式ポンプは不使用。
過去1年かけて、カルディニア山脈の放棄されたピノ・ノワールのブドウ園を再生したり、自身のぶどう園をもつために活動しています。同じような哲学を持つヴィクトリアにある栽培家とともに管理・収穫した葡萄も使用しています。
ラベルは、デインの非常に親しい友人アダムによって描かれています。細心の注意と研ぎ澄まされた感性でデインの言葉をイメージし、絵としてそれを表現します。非常に魅力的なモメント・モリのラベルはワインと一体になり、飲み手へ感動を届けています。(輸入元案内より)