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ヴァレリア・ノーダン
Valeria Naudin ヴァレリア・ノーダン
「ブルゴーニュには、有名ドメーヌと実家のドメーヌで二足のわらじを履く醸造家がいる。ラドワ・セリニーのミッシェル・マラール(Michel Mallard)もその1人だ。ヴォーヌ・ロマネのドメーヌ・ドゥージェニーをトップドメーヌに育て上げた男のワインは、ここ数年の品質向上で、ライジングスターとして世界の評論家が注目している。」
ワインジャーナリスト : 山本昭彦氏のコメントより。
コルトンの至宝、ドメーヌ・ミシェル・マラールは、実は妻のヴァレリア・ノーダンが仕切っていることは、ほとんど知られていない。夫はドゥージェニーの醸造がメインなのだから。
世界各地で新しいワインを学んだ夫ミシェルと同様、妻ヴァレリアは、とことんワインの研究に、明け暮れた人物。ヴァレリア・ノーダンは、2008年にパリのワインショップで働いたことで人生の舵をワインへ切ることになる。
彼女は仕事の傍らワインティスティング、ペアリングのセミナーなどを主宰、同時にテイスティング・クラブを設立。起業家としての精神とワインへの愛にあふれるヴァレリア。パリでワインマスタークラスの講師を務めるまでにワイン界に精通していった。
講師を突き詰めるヌでワイン造りのディプロマを取得。ブルゴーニュの家族経営の蔵元でワイン醸造の経験を積んでいった。うちに、彼女には「ワイン造りへの渇望感」が募った。天性で、あっという間にボーヌでワイン造りのディプロマを取得。ブルゴーニュの家族経営の蔵元でワイン醸造の経験を積んでいった。
その後、2014年からは、先に書いたようにドメーヌ・ミシェル・マラールの醸造に深く関わった。コルトンで有名なラドワ・セリニィのドメーヌ。
卓越したテイスティングの経験から、畑のテロワールを確かめ、それを表現する醸造技術を発揮するヴァレリア。近年のマラールは、彼女が主体となって醸造に取り組んでいる。
2020年、自身の名前で醸造するマイクロ・ネゴシアン「ヴァレリア・ノーダン」をスタート。リュット・レゾネであるマラールとは違い、彼女はナチュラルに傾倒していった。
ブルゴーニュでの隠れた畑を歩き、探し、ニュイ・サン・ジョルジュの北側で素晴らしいBIOの畑に出会った!何度も畑に通い、分析し、自身が確信したナチュラルなピノ・ノワール。そして、醸造もマラールとは全く違う場所で思う存分こだわった。
こうしてヴァレリアは、2020年ヴィンテージで、全く彼女自身の、新しいナチュラル・ニュイ・サンジョルジュをリリース!!たった 600本の生産!まさに職人技、オートクチュールのキュヴェ!!