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オコタ・バレル
Ochota Barells オコタ・バレル
タラス・オコタは、アデレード大学で醸造学を修めた後、数々の有名ワイナリーでワインメーカーを歴任してきた秀才でした。南オーストラリアではTwo HandsやMurray Street Vineyards、Nepenthe、更にイタリアのプーリアやシシリー、カリフォルニアではKunin、Bonnacorsi、Arcadian、Schrader、Out Post、Hitching Post’sといったワインをスターダムに伸し上げた先に選んだ道が現在のオコタバレルです。
それは妻アンバーと共に古びたワーゲンワゴンに乗りながらカリフォルニアからニューメキシコに掛けてサーフィン ツアーをしながら思いついたアイディアで、生まれ育った南オーストラリアでクラフトワインを作るプロジェクトでした。アデレードヒルズの中でも最も涼しいレンズウッドに居を構え、オコタが始めたワイン作りは只管シンプル。野生酵母発酵で無清澄、無濾過。バスケットプレスで古めかしく作る昔ながらのスタイルです。醸造過程では一切のSO2を拒絶しています。とはいえパンクミュージックとサーフィンがライフスタイルの中心にあるタラスが作るワインですから当然作りはファンキー。特に南フランスで出会った沢山のワインメーカー達や同じ集落で暮らすルーシー マルゴーやヤウマ達から大きな影響を受けて、そのワインスタイルは毎年どんどん変貌を遂げています。
現地オーストラリアではルーシー・マルゴーやショブルック ワインズを上回る人気を誇るオコタ・バレルですが、理由は同地の厳しいワイン観にあると断言出来ます。特に揮発酸に対して酷評を下す評論家やソムリエが多い故に、極めて健やかに、しかしながら年々よりナチュラルにワインに挑んでいるタラス・オコタが醸す世界は安心して栓を抜ける第一のチョイスとなっています。(輸入元案内より)