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フィーザンツ・ティアーズ
Pheasant's Tears フィーザンツ・ティアーズ
フィーザンツ・ティアーズは、2005年にグルジアで8世代続くワイン生産者のジェラ氏が、ブドウ畑で絵を描いていたアメリカ人の画家のジョン氏と偶然出会い、食事に誘ったことから誕生しました。
これまで 、大半をロシアに輸出していたグルジアは、2006年のロシアからの輸出禁止制裁を受け、ワイン産業の全面的な刷新を迫られます。二人は、2007年に金銭的な支援を受けてフィーザンツ・ティアーズを設立し、グルジアの伝統的なブドウ栽培と醸造方法でワイン生産を始めます。2009年にジョン氏の絵画の展覧会で出会ったスェーデン人のエリック氏がフィーザンツ・ティアーズに参加し、本格的にヨーロッパ、アメリカにワインが紹介されるようになりました。ちなみにフィーザンツ・ティアーズという名前の由来は、予想を超える素晴らしいワインだけがフィーザンツ(キジ)を喜びで泣かせる事が出来るという、グルジアのお話に由来しています。
Pheasant's Tearsフィーザンツ・ティアーズはカヘティ州のチバーニにブドウ畑を購入し、有機栽培でぶどうを栽培、グルジアの伝統的な醸造(地中に埋めた大型の壷で自然酵母、熟成)を行っています。(ジェラ氏が全面的に畑を管理)グルジアの伝統的ブドウ品種ルカツィテリ種、サペラヴィ種、ムツヴァネ種、キシ種、シャヴカピト種、タヴクヴェリ種を有機栽培で栽培(2010年に認証を得)。ブドウは、地中に埋められたクヴェヴリと呼ばれる粘土で作られた大型の壷(内側がオーガニックの蜜蝋でコーティングされている)に投入され、その中で自然酵母により発酵と熟成が行われます。
彼の絵は具象画で、水彩画のように色を何層にも重ねていく絵画です。繊細で柔らかく心からの優しい愛情に満ちた絵は、まさに彼らしい作品。ワインも繊細ながらさまざまな色が重なり合ったような深さがあります。《 輸入元資料より 》