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ラム・ジェイ・エム
Rum J.M ラム・ジェイ・エム
カリブ海に浮かぶフランス領の美しい島、マルティ二ーク島で伝統的に作られるアグリコール・ラム(農業的製法のラム)なかでも100%自社農園を守るのはこのラムJ.Mだけ。恵まれた気候条件と土壌、年一度きりの収穫。そして収穫後1時間以内の圧搾、醸造。蒸留は70%まで、とその素材の良さを最大限に生かしたフレンチ・ラムのトップ・メーカーです。
アグリコール=農業的製法で造られたラム酒のことで、現在の主流となっているインダストリアル製法(工業的製法)はサトウキビから砂糖を作り出した後に残った糖蜜を発酵・蒸留してラム酒を造るのに対して、サトウキビを絞ったジュースをそのまま発酵・熟成して造られる、とても贅沢なものです。アグリコール・ラムがアルマニャックやその他の良質な蒸留酒と同様に「繊細かつ豊かな風味を持つ」と賞賛されるのは、何と言ってもこの素材(糖蜜か、サトウキビジュース)の違いによるものといえます。
産地:カリブ海/フランス領 マルティニーク島
「フランスのエスプリを感じる、しっとり上質なアグリコール・ラム」
カリブ海に浮かぶマルティニーク島。この島をコロンブスは「世界で最も美しい場所」と呼んだ。フランスの海外県であるこの島の最北端、活火山であるペレ山のふもとにラムJMはある。
1845年から続いているラムJMは、ペレ山の中腹 海を見下ろし眺めの良いベルヴュー地区に火山灰土壌のサトウキビ畑(自社農園)を持っている。素材重視のアグリコール製法を守るラムJMにとって、最上のサトウキビの収穫がなによりも大事だ。ベルヴューの畑は、火山灰土壌、南国的気候、雲が低いことによる湿度、海から山へのシーブリーズによる大気の循環、斜面の水はけの良さがあり、個性を発揮する上でも十分な条件が揃っている。
年1回のみのサトウキビの収穫では、暑い気温の中で素材を生かすために1時間以内に圧搾が行われ、風味のつまった最上のサトウキビの果汁が得られる。果汁は発酵、蒸留を経てラムとなる。樽熟成を行わないものは、透明なラムJMブランに。200Lのアメリカンオーク バーボン樽内を再焼き入れし、熟成を経たものはポテンシャルに応じてそれぞれの銘柄となる。
フレッシュで香り豊かなサトウキビ果汁、火山のミネラルウォーター、樽熟成の妙によりラムJMらしい上質さと存在感、強さと洗練が生まれる。(輸入元資料より)