Saint-Geron サンジェロン

古代ローマ時代から存在していた希少な天然の炭酸水

フランスには、日本ではあまり存在しない天然の炭酸水が多く存在します。天然の炭酸水とは「採水される時点で既に二酸化炭素を含み、天然の状態で発泡」しているものを指し、二酸化炭素を人工的に圧入しているものとは一線を画します。ガリア戦記にも引用され、古代ローマ時代に存在していた希少な天然の炭酸水『サンジェロン (Saint-Géron)』 の源泉は、フランスの中南部、火山帯が広がる自然豊かなオーヴェルニュ地方の標高510メートルに位置し、農地や工場で汚染されることのない清らかな状態で保たれています。

雨や雪解け水が、長い時間をかけて岩層をつたって、ミネラル分を取り込みながら、地中数キロの深層部まで染み込んでいきます。そこで火山のマグマが放つ炭酸ガスに触れることで、自然の気泡を含んだ自然の炭酸水が生まれます。数百年の時を経て、サンジェロンのテロワールに特有なミネラル分を豊富に含んだ自然の炭酸水となって地表へ湧き出てきます。こうした水の循環と、地球の火山活動によって、『サンジェロン』が生まれるのです。

『サンジェロン』は、カルシウムの骨への定着を促進するマグネシウムを64mg/ℓ (1日の平均摂取推奨量の20％）、カルシウムを95.7mg/ℓ、消化促進に有効な重炭酸塩を1191,1mg/ℓ と豊富に含み、20種類以上のミネラル成分をバランス良く含んでいます。特にマグネシウムはストレス過多で尿から排出されることが分かっており、積極的に摂りたいネラルのひとつです。硝酸塩や農薬フリーで安全性も確認されています。（0 mg/l1* 検出限界値以下）

【サンジェロンのミネラル成分】
マグネシウム : 64 mg/ℓ
カルシウム : 95,7 mg/ℓ
重炭酸塩 : 1191,1 mg/ℓ
ナトリウム : 207,9 mg/ℓ
カリウム : 18,4 mg/ℓ
硝酸塩/農薬 : 0 mg/ℓ1*　検出限界値以下
pH値 : 6,2
硬度 ：495

自然が生む炭酸水は泡もきめ細かくてやわらかく、まるでシャンパーニュのように上品で気品に溢れることから、『サンジェロン』は「水の女王(The Queen of Mineral Waters)」とも称されています。AVPA が開催する国際グルメウォーターコンクールで金賞(2018年)を受賞。さらに『サンジェロン』のベストなミネラルバランスはコスメ業界からも注目され、化粧品化も進められています。

ワインとの相性も抜群。トップシェフも認める清らかな水

ワインとの相性も良く、ドメーヌ・ド・シュヴァリエ（Domaine de Chevalier ) シャトー・テルトル・ロートブッフ(Château Tertre Roteboeuf) ジョルジュ・ノエラ（Georges Noellat）など、ワインの造り手も、ワインの邪魔をしないサンジェロンのフラットなミネラルバランスを 高く評価しています。また、シャンパーニュのごとく気品ある泡はグランメゾンにも選ばれています。アラン・デュカス、ジョエル・ロブション、ポール・ボキューズ、ピエール・ガニェール、ティエリー・マルクスなどトップシェフに選ばれ、世界約20カ国の高級レストランで供されています。

▼フランス　レストランのシェフたちのコメント
●シェフ：アラン・デュトゥルニエ(Alain Dutournier)
店舗名：キャレ・デ・フィヤン (Carré des Feuillants, Paris)
https://www.carredesfeuillants.fr/fr/
“料理人である私にとっては、インスピレーションの源。硝酸塩ゼロで、味覚をクリアに整え、ワインの香りを抑えつつ、料理の風味を引き立ててくれます。”

●シェフ：ミシェル・ロスタン(Michel Rostang)
店舗名：メゾン・ロスタン(Maison Rostang, Paris)
https://www.maisonrostang.com/
“高品質なベルベットのごとく口当たりがソフトで柔らか。天然の炭酸水で、このような感覚が得られるのは、『サンジェロン』だけです。”

●シェフ：ジャック・デコレ(Jacques Decoret)
店舗名：メゾン・デコレ(Maison Decoret, Vichy )
https://www.maisondecoret.com/fr/
“地元産ミネラルウォーターだけを提供しているのですが、なかでも一番のおすすめです。ワインのように、ミネラルウォーターにもテロワールの特徴があります。