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テヌータ ヴィラ・ローザ
Tenuta Villa Rosa テヌータ ヴィラ・ローザ
キャンティ・クラッシコ地区の中心に位置するカステリーナ・イン・キャンティで1960年代よりワイナリーを運営するバンディーニ家。
実業家として財を成した彼は、趣味の狩猟のための別荘として買い付けたのがこの古い邸宅でした。その狩猟仲間であり幼馴染なのが、イタリアワイン界において多大なる功績を残してこの世を去った故ジュリオ・ガンベッリ氏。これが後の人生を大きく変えることとなります。
買い付けた邸宅の広大な敷地に残る葡萄畑を見たジュリオ・ガンベッリ氏は「ここは偉大なキャンティを作る土壌だ」とその可能性を示唆してから半世紀、逝去する前年も、収穫期に畑を訪れては葡萄やワイン醸造のアドバイスをしていたという
偉大なワイン生産者ジャンフランコ・ソルデーラ氏(カーゼ・バッセ)は他の生産者を認めないことで有名ですが、例外的にヴィラ・ローザを高く評価していたことも肯けます。
セメントのタンクで醗酵後、キャンティ用のワインはその後スラヴォニアンオークの大樽ないし、トノー樽で熟成。リゼルヴァは古い小樽も用いて熟成。
作られるワインはキャンティ・クラッシコとキャンティ・クラッシコ リゼルヴァのたったの2種のみ。誠実さが伺える、本物のキャンティと出会えたことを幸運に思います。