赤・750ml
ガメイ100%(樹齢53年)
土壌:砂混じりの花崗岩。マセラシオン:マセラシオンカルボニック、セメントタンクで7日間。醗酵:自然酵母で1ヶ月。熟成:セメントタンクで10ヶ月。
収穫日は9月1日とブドウが早熟だった。収量は52hL/haと豊作だった。畑はフルーリーに隣接するランシエの区画。ワイン名は「アリザリン」というセイヨウアカネの根から採取される赤色の染料のことで、ワインの色が似ていることから命名された。SO2瓶詰め前に20mg/L添加。ノンフィルター。
色合いは透明感のある深いルビー。イチゴ、フランボワーズ、シャクヤクの香り。ワインは豊潤かつスパイシーでストラクチャーがあり、赤い果実の凝縮した上品な果実味を筋肉質なミネラルと繊細なタンニンが優しく引き締める。
2022年は、2020年に次ぐブドウの早熟年で、太陽と収量に恵まれた当たり年だった。発酵も順調で本来去年の春先にリリースする予定だったが、熟成途中に早マメが出たためしばらく味わいが落ち着くまで熟成期間を延ばした。最終的にタンク熟成10か月、瓶詰後も6ヶ月カーヴで寝かせて完全にマメが消えるまで待ってからリリースした。ジャン曰く、出来上がったワインは前年の涼しい年とは真逆の、2019年や2020年を彷彿させる太陽に恵まれた飲みごたえのあるワインに仕上がっている。(輸入元資料より)
※ 写真はイメージです。