赤・750ml
サンソー40%、ガメイ20%(ボジョレー)、シラー、グルナッシュ、カリニャン20%、シャルドネ10%、ソーヴィニヨンブラン5%、ミュスカアレクサンドリ―5%(樹齢14年〜91年)
土壌:石灰質・粘土質、砂地。マセラシオン:ガメイはマセラシオンカルボニック、シラー、グルナッシュ、カリニャン、ミュスカは全て一緒に全房でスミマセラシオンカルボニック、サンソーは除梗、シャルドネ、ソーヴィニヨンは直接プレスし各々別々に仕込みファイバー&ステンレスタンクで14日間。醗酵:自然酵母で1〜3ヶ月。熟成:ファイバー&ステンレスタンクで10ヶ月、瓶詰め前に、2021年のモルを30%をアッサンブラージュ。アルコール度数:12.5%。
収穫日は8月23日〜9月25日。収量は30〜40hL/ha。コンセプトは、品質の保証されたピュアなブドウでつくるラ・ボエムのジェネリックワイン。味わいをより毎年安定させるために、この年から前年のモルを30%加える造りに変えた。買いブドウはコルビエールのアンドレア・ジョリエスとペゼナスのグザビエ・フノワ、ボジョレーのアラン・クラバロン、オーヴェルニュのドメーヌ・ジャルゴヴィアから。ワイン名モルはロマの言葉で「赤ワイン」を意味し、彼らと一緒に収穫をした時にこの名前のヒントを得た。SO2無添加。ノンフィルター。
少し濁りのあるルビー色。フランボワーズ、クランベリー、バラ、サンダルウッドの香り。ライトボディからミディアムボディ。ワインは明るくチャーミングで、赤い果実のピュアなエキスが染み入るように優しく、繊細な酸、チョーキーなミネラル、繊細なタンニンがきれいに溶け込む。
2022年はパトリック曰く、太陽に恵まれた早熟なヴィンテージであり、南北を問わず全体的にブドウに酸を残すよう収穫日に細心の注意を払ったとのこと。また今回は、ワインが重くなりすぎないよう、例年よりもサンソーの比率を高めている。
出来上がったワインは、前回同様にみずみずしくチャーミングで、染み入るような優しい果実味と酸が魅力なヴァン・ド・ソワフに仕上がっている!さすがパトリック!南北それぞれのブドウを、収穫からアッサンブラージュまで、まるで腕利きの料理人のように自らのスタイルでまとめ上げ、極上のワインへと仕立てるそのセンスは他のヴィニョロンの中でも群を抜いている!ボエムの入門にしては贅沢過ぎるワインだ!(輸入元資料より)
※ 写真はイメージです。