赤・750ml
グロロー100%
2020年10月販売当時と飲み心地や複雑性に富んだ果実の風味はそれほど大きな変化はなく、以前感じられた舌先にあたるクリスプ感や瓶底から僅かにガスが上がってくる様子は見受けられません。粘土とシストの混ざる土壌構成。樹齢37年。12日間のマセラシオンカルボニック。翌年の春に瓶詰めをしています。仄かにオレンジがかったやや淡い赤色。ドライ苺、赤ワイン入りの苺やフランボワーズのコンフィチュール、さくらんぼのコンポートなど可憐でありながら充実感のある果実の香り、土、根菜、ドライフラワー、ドライハーブなど熟成由来の複雑な香りが溶け込みます。香りや色合いからも熟成したワインであることが伺えます。ワイン名のとおり喉を潤すような雑味のない清らかな飲み心地はそのままに、口中を駆け巡る風味はほどよい赤い果実の甘やかさや凝縮感のある可愛らしさに、熟成由来の様々な要素が調和良く絡み合い複雑性に富んでいます。軽やかなワインでありながら、旨みや充実感が残る魅惑的な味わいです。(輸入元資料より)
※写真はイメージです。