赤・750ml
ネレッロ・マスカレーゼ主体、様々な葡萄をブレンド
今や世界中で奪い合いの人気を誇るフランク・コーネリッセンの大人気ワイン。「酸化防止剤完全無添加だから」というエクスキューズのもとに、還元香や極端な濁りがあることなどを良しとはせず、よりピュアで精確なワインを目指し、世でいう所謂“グランヴァン”とあくまでも同じ土俵で勝負したい。パオロ ヴォドピーヴェッツとフランクの存在は、ナチュラルワインとグランヴァンという、別世界だと認識されている両者を繋ぐ懸け橋になるのかもしれないとオータは思うのでした…。
余談ですが、2016年ヴィンテージを最後にコンタディーノという名前はなくなり、2017ヴィンテージからはススカール ロッソ、現ススカールはススカール ロザートなります!フランクのコンタディーノのファーストヴィンテージ(2003)がリリースされた当時には既にドイツでコンタディーノという名のワインがあり、更に世界中にはたくさんの“コンタディーノ”が存在することを知ったフランク、今回の改名に踏み切ることにしたそうです。
2019ヴィンテージは、1年を通じてバランスの取れた気候に恵まれた年。2018年という厳しい年の後だったという事もあり、全てがイージー&スムーズに進んだのですが、いざ収穫をしてみると、房の中に未熟果が散見することが発覚、その未熟果を取り除くのに選果台が大活躍したそう。フランク的には「色づきも悪くないし、ストラクチャーもそれなりにしっかりしているけど、セラーで長期間寝かせるべきワインではないかも?」との事。
2020年も天候的にはバランスの取れた年で、収穫時期の天候にも恵まれたため、一切のストレスを感じることなく収穫を進める事ができたそうです。この年の唯一のストレスはと言えば、収穫期間中にコロナ陽性の診断を受けたスタッフ何人かと、そのスタッフと動きを共にしていた、濃厚接触者とみなされた同じ収穫チームの全員が収穫に参加できなかったりして、諸々のスケジューリングが難しかったことくらい…だそう(笑)。フランクは彼のウェッブサイトで、ちょっとしたヴィンテージレポートを上げているのですが、2020年のワインで彼のお気に入りは、今回入荷のロザートだそう!
(輸入元社長のコメントより抜粋)
※ 写真はイメージです。
※ 5月25日からの発送となります。