赤・750ml
グリニョリーノ100%
グリニョリーノは一般的に短期間の醸ししか行わないが、50日近く果皮を醸しを行い、他のグリニョリーノに感じる香りや雰囲気は全く失わないまま、それ以上の要素の要素、深み持つ。固定観念に捕らわれない、ある意味特殊な彼のグリニョリーノ。果皮や種子からの抽出を長く行えば、強いタンニンを含んでいることも明らか。ワインとして完成するまでに長い時間を要するのは必然ともいえる。
ボトル詰めまでに最低でも24カ月以上、ヴィンテージによっては4年以上もの期間熟成期間を取るという徹底ぶり。バルベーラやグリニョリーノ、フレイザといったブドウの個性はもちろんそのままに、果実のもつ奥深さや多数の要
素。さらには熟成によって生まれる「もう一つの個性」を備えてもいる。それだけの労と手間をかけていながら、あくまでも「モンフェッラートのテーブルワイン」という立ち振る舞いと親しみやすさ。素晴らしい個性と異彩を放つ素晴らしい造り手です。