赤・1500ml
シラー70%(樹齢30年:ヴァランタン・ヴァレスの葡萄)、グルナッシュ30%(グレサックの葡萄)
土壌:シラーは沖積土に砂岩、砂、二酸化ケイ素・シリカ、石英の多く含むテロワール、グルナッシュは粘土石灰質土壌
醸造:両セパージュ混醸造。除梗無し破砕無しのグラップ・アンティエールをタンクで 17 日間醸し。ピジャージュ無し。
熟成:プレス後、タンクで 12カ月間熟成。
味わい:第一印象は少し硬く、パワフルでタンニンと骨格がしっかりしているキュベ。しかし開いてくるとバラやスミレの華やかさ、そして後から果実味、ミネラルと旨みが一気ににじみ出てきて、つい飲んでしまう。余韻も長く、熟成タイプのワイン。
17.55 は 17/12/1955 に生まれたセバスチャンのお父さんの誕生日。家族思いの強いセバスチャンで何よりも家族に感謝していることをワインに表現した。またこのワインが自分のお父さんに似ているのでオマージュとして。
20代にルネ・モスで4年間ほど働いた後にパリのシャトー・ブリアンでシェフ・ソムリエ時代を経て、ヴァランタン・ヴァルスを手伝いながらワイン造りをスタートさせたセバスチャン・シャティヨンのファーストヴィンテージです。