赤・750ml
グラスパロッサ、マルボジェンティーレのほか5種類、計7種類のモデナ近郊に残る地ブドウのブレンド(平均樹齢40年)
1970年代、当時20歳だったヴィトーリオは、効率化や生産性優先し改良された苗木に植え替えられていたモデナ近郊の捨てられる畑を回り、地品種を残すために自分で苗木を作り、僅か1haほどしかなかった自分の畑に植えた。その畑が「サッソスクーロ」であり使われている7種類のブドウの半分以上は今となっては彼の畑以外で見ることはできないもの。40年以上前から変わらない栽培&醸造哲学をもってたヴィットーリオ。この7種類のブドウはどれも非常に個性的で、すべてのブドウを最もいい時期で収穫をしつつも、個別に醸造するのではなくすべてを一緒に醗酵させることで、ブドウ単体ではない「畑・土地」を表現。早い段階で完熟するブドウから収穫し果皮と共に醗酵。その後2〜3回に分けて収穫される他のブドウを段階的に加えていく。最後に収穫したブドウを加えて醗酵が終わるまでに2か月以上、7種類のブドウが一つの樽で醗酵するという考えによって造られる奇抜な醸造哲学を持ったワイン。