白・750ml
マヨルカ島の土着品種:ジロ・ブラン 50%(2018)、プレンサル・ブラン 50%
・土壌:ビニッサレム 酸化鉄を多く含む赤粘土質。丸石が表土を覆う。
気軽に純粋な果実を楽しむだけではないテンションがあり、深く様々なニュアンスが複雑に絡み合う、超熟のポテンシャルも感じさせる旨味ある赤。
パキータはオーナーのエロイの母の名で、母に捧げるワイン。毎ヴィンテージデザインが替わるラベル2014年は、16〜17世紀にヨーロッパで多く描かれた静物画ヴァニスタをモチーフに、マヨルカに居るろばの下顎骨、腐りかけのザクロ、固くなった田舎パン。死を思わせる対象を描き、人生の儚さ、今を楽しむべきことを訴える。
・醸造:プレンサル・ブラン:除梗、ステンレスタンクでマセレーション、酵母でアルコール発酵計 6 日間。ステンレスタンクで 1 年寝かせた。
ジロ・ブラン:除梗、ステンレスタンクでマセレーション、野生酵母でアルコール発酵計 12 日間。
プレンサル・ブラン(2017)とジロ・ブラン (2018)をブレンド。
2017年: 冬は雨が適度に降り4月の霜害は白ブドウには影響はなかったが、成熟レベルの若干の不均質があった。
2018年: 2017年同様、雨が少なく暑さのある年。夏に暑さと雨の少なさで成熟が早まり、特に生育サイクルが長いカリェットが3週間早い9月初旬に収穫が始まった。2017年より酸、フェノールの成熟バランスは取れているが、シンプルさが特徴。
(輸入元資料より抜粋)