赤・750ml
ガメイ100%(樹齢65年〜75年)
土壌:砂混じりの石灰質。マセラシオン:マセラシオンカルボニック低温にしてセメントタンクで21日間。醗酵:自然酵母で3週間。熟成:古樽とフードル30hLで10ヶ月。
収穫日は9月21日とブドウが晩熟だった。収量はミルデューの被害により20hL/haと減収だった。コルスレットの畑は南向きの傾斜地にあり、コート・ド・ピィはわずか2〜3kmしか離れていないが、常に異なるミクロクリマがある。SO2は澱引きの際に20mg/L添加。ノンフィルター。
色合いは少し濁りのあるガーネット。グロゼイユ、シャクヤク、クレソン、プラリネの香り。ワインはしなやかかつ染み入るような果実味に艶やかさと色気があり、チャーミングな酸、塩気のある洗練されたミネラル、繊細なタンニンとのバランスが絶妙。
2021年は、ブドウが晩熟で雨の多い年だった。ジャン曰く、直近のミレジムでいうと2013年を彷彿させるような涼しい年とのこと。ミルデューの猛威により収量は20hL/haと例年の 50%減だったが、品質的には酸も旨味もコンパクトにまとまった上質なブドウを収穫できた。醸造はとても順調。
出来上がったワインは、果実味と酸が艶やかでミネラルの旨味もしっかりとあり、ブラインドだとブルゴーニュの格上のピノ・ノワールと勘違いしそうなくらい官能的で魅力あふれる味わいに仕上がっている。ジャン曰く、今から5年以内がベストな飲み頃とのこと。(輸入元資料より)
※ お一人様1本限り。
※ 写真はイメージです。