ロゼ・750ml
グルナッシュ
2017のRoseはまるでコンソメの様な風味と極薄のオレンジ色が特徴でしたが、今回のRoseはまたかなり挑戦的なアプローチで作られています(しかも彼のワインの中では比較的お手頃)。ブドウはBasossa ValleyのGrenache100%、樹齢100年以上の古木です。2018のRoseは前年のスタイルに非常に大きな影響を受けて作られており、Poolside【プールサイド】よりも短いスキンコンタクトでステンレス発酵したロゼワインを最終的に微弱なガスと旨味を持たせる為にとある秘密のレシピを施しています。それは全く同じ畑のGrenacheから作ったスイートシェリーのブレンド。超が付く程に収穫期を遅らせて収穫したGrenacheによって生まれたシェリーはアルコールが17%となり、オロロソスタイルで糖分が残りました。そのシェリーを小さじ2杯だけドサージュ的にブレンドしているんです。2017は自然発生した残糖で深い旨味とチリチリしたガスが産まれ、Tomはその味わいがいたく気に入ってしまい2018に違ったアプローチから同一の個性を作り出そうとしたんですね。オレンジゼストと紅茶の香りがチャーミング、まるでベースワインがはちゃめちゃに美味しいロゼシャンペンからガスを幾分抜いた様な、そんな味わいです。美味いですよ〜。(輸入元資料より)