赤・750ml
ピノ・ノワール 80% (樹齢約60年) / ブルゴーニュ・コート・ド・ニュイのアントワンヌ・リエナルトから。
ムールヴェードル10% (樹齢約45年) 、サンソー 10% (樹齢約45年)
土壌:ピノは粘土石灰質土壌。ムールヴェードルは黒い火山岩、花崗岩、砂、ガレ・ルレ、石英。ニームのテロワール、サンソーは粘土石灰質 ヴァラブリ村。
醸造:両品種混醸造。ぶどうをまず冷蔵庫で冷やしてからの低温度醸し。醸し無しのダイレクトプレスのサンソーとムールヴェードルに、ピノをグラップ・アンティエールで 8 日間漬ける。破砕無し、ルモンタージュ無し。プレスして樽入れ
熟成:スロヴェニア産のアカシアと樫の木製の 500L 樽一つでアルコール発酵と熟成 9 カ月間。ウィヤージュ有り。
キュベの意味:ラ・べカスは野生の鳥「ヤマシギ」の事。モーパッサンが 1882 年に書いた小説。この小説は狩り好きのくたびれた男爵の話。ヤマシギ鳥はとても美味しいので狩りと料理の世界でも代表的な鳥。現在は保護され狩りは禁止ですが・。セバスチャンがノルマンディーで 20 歳の頃、よく夜遅く遊びに行った友達のお父さんへのオマージュ。そのお父さんのセラーのワインは片っ端から飲んでいた。そしてそのお父さんは狩りが好きで、狩りの合図によく使うラッパのような楽器を吹く。そのラッパがラベルに隠れている。またその友達のお父さんは偶然にもピノの取れたコート・ド・ニュイの周辺獣医学校で勉強をしていたので、全てが繋がっているオマージュワイン。