赤・750m
カベルネ・フラン50%、コー、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ30%、ガメイ、ピノ・グリ、ガスコン20%のブレンド。
ファイバータンクで2週間マセラシオン後そのまま3週間発酵、600L・228Lの古樽で30ヶ月、ファイバータンクで2ヶ月熟成。
収穫日は9月10日、25日、10月25日。収量は霜の被害により25hL/haと減収!ワイン名L'Insoumisは「権力などに従わない人、反抗的人間」という意味があり、エチケットの黒い羊は英語の慣用句で「(村の中の)厄介者」、すなわちランスミのメタファーになっている。SO2無添加、ノンフィルター。
2017年は霜の被害により収量は30%減。霜の影響により品種の構成は、前年同様にカベルネフラン、ガスコン、コーなどの晩熟品種の割合が高い。ブドウの品質的には、夏が涼しく昼夜の気温の差が大きかったことでブドウのフェノールが十分に熟し、酸もしっかりと残った当たり年だった。ワインの味わいが粗野になりすぎないように、マセラシオンの期間を短くしたり、ルモンタージュの回数を減らすなどして抽出に極力気を配った。出来上がったワインは、しっかりとしたコクがあるにもかかわらず酒質がとても柔らかく滑らか。また、控えめだが果実味全体に溶け込む重心の低い酸が全体のバランスをきれいにまとめ、⾧熟を予感させる。レイナルド曰く、彼の経験上この 2017年のようなタイプのランスミは、10年以上寝かせるとブルゴーニュのピノノワールと間違えるほど果実味に艶とフィネスが出てくるとのこと。 (輸入元資料より)