赤・750ml
ピノ・ノワール100%
「ゼロ」の挑戦を始めた最初のキュヴェですが、彼の畑から収穫されたあらゆるブロックのフルーツを使用して75%の全房発酵を経て大樽で寝てからボトリングされています。テクスチャーが豊かであるだけでなく、タンニン自体は非常に細やかでジンを思わせるスパイスやハーブのニュアンスがあります。ホールバンチに求める「野性味」が身上です。
ジャスパーはアントンの元で5年もアシスタントをしていたんですが、あれだけ心変わりの多い師匠も元で辛抱強く学びの姿勢を崩さず耐え忍んでいた訳で、その忍耐力がワインを「待つ」事が出来る様に助けていてくれるのだなと感じます。世界的浮世絵修復画家である父から受け継いた芸術感性も非常に大きな影響を与えているとは思いますが、2016以降オーストラリア国内でナチュラルワインの人気に影を落とした影響を感じさせない彼のスタイルは途轍もない可能性を感じさせてくれます。(輸入元案内より)