赤・750ml
カベルネ・フラン100%
瓶熟成を前提とした長熟スタイルに仕込むVdFカベルネフラン。全房のブドウでマセラシオンカルボニックを駆使するのがジョゼフとシルヴェストルの醸造スタイルに対し、このカベルネフランは、父親ルネの好んだブドウを完全除梗してしっかりとした骨格を出すクラシックな醸造スタイルを踏襲している。2022年は日照りの年で、春の遅霜の被害がなかった分房は多かったが、実際収穫したブドウは実が小さく果汁も少なかった。また、夏の猛暑により途中成熟がブロックされたことでブドウに酸が残った。マセラシオンは、タンニンが抽出し過ぎないよう期間は10日間と短く切り上げ、その間ピジャージュは一切行わなかった。
出来上がったワインは、コクのあるジューシーな果実味と酸、スパイシーさがきれいに融合した長熟を予感させる味わいに仕上がっている!カベルネ特有の野趣味溢れる味わいは、今飲むのであれば猪や鹿などのジビエ料理にピッタリ!だが、ジョゼフ曰く、理想は酸とタンニンがこなれて味わいが馴染むまであと 3年〜5年は瓶で寝かせてほしいとのこと。(輸入元案内より)
※写真はイメージです。