赤・750ml
プレ・フィロキセラ(自根)のネッビオーロ
カスティリオーネ・ファレットに位置する。3方向を森と崖に囲まれた孤立した畑で砂質が主体(石灰質、青色粘土質、トゥーフォ)というバローロでは珍しい土壌。1989年に購入したロアーニャのモノポール。この畑のネッビオーロはマルゴッタでオリジナルのクローンを残していて、ほぼ全てが自根。4.88haで他の畑と面していないので独自のテロワールが残されている。
ここ数年で最も長熟が期待される年の1つが2016年である事は間違いありません。バローロ、バルバレスコというワインを構成する要素の全てが高いレベルにあり、2010年のように欠点が見当たらないんです。1997年のように何かが突出している訳でもなく、1996年のように長期熟成には向くが、若い内は何も出てこないという事もありません。果実の温かさもありながらテンションも高くシリアスでもある。ネッビオーロに必要な要素を全て持っているかのような偉大な年、2016。これは見逃す事はできません。(輸入元資料より)