白・750ml
ノズィオーラ 50%、ピノ ビアンコ 40%、シャルドネ 10%
樹齢10〜40年区画、品種ごとに完熟を待ってから収穫。除梗し、すべてのブドウで果皮と共に醗酵を終える。圧搾後、醗酵が終わり切る前、段階的にアッサンブラージュを行い、木樽にて24ヵ月、ボトル詰め後12か月の熟成。それぞれのブドウの個性を最大に表現しつつも、均衡のとれた味わいと繊細さ、特に2019は酸のエレガントさを感じるヴィンテージ。抜栓して時間が経つほどに集中力を増す、素晴らしい白。
トレンティーノには存在しない「偉大な白ワイン造りたい」、そう信じて試行錯誤を続けてきたエウジェーニオ。20年間もの歳月を経て、ようやく自身の考える「完成」にたどり着いたというアニーゾス。「2019 は気温が低く、標高の高いシャルドネやノズィオーラでは、綺麗に酸が表現されている。2016、2017とどうしても気候的な個性が出てしまったが、前回の2018に近い印象で自分のイメージするアニーゾス」と話すエウジェーニオ。
ワインの土台ともいえるシャルドネは種まで完熟し、香ばしさを感じるほどの熟成を遂げてから収穫。ノズィオーラも標高が高いと一般的な果実味よりも野性味、塩味を強く感じるという個性が垣間見えます。そして全体を包むようにバランスを見せるピノ ビアンコ。すべてのブドウにおいて、果皮・種子まで用いた醸造にも関わらず、マセレーションの印象はほとんど感じない事に驚かされます。より複雑さを追い求めた結果、他のどのワインにもない一体感を見せるアニーゾス。現時点で開けたては、まだ個々の特徴が際立っているように感じますが、抜栓して時間が経つごとに、その真価が感じられる素晴らしいクオリティを持った白です!(輸入元資料より)
※写真はイメージです。