赤・750ml
ネッビオーロ100%
所有畑面積 : 10ha
土壌 : 石灰粘土質、砂質
栽培方法 : ロッタ・インテグラータ(農薬等の化学薬品の使用を出来るだけ控え、自然環境への負担を抑えた栽培法)。2011ヴィンテージよりからEUのビオ認証予定。完全に除草せず、ブドウの樹と樹の間には緑を残す。仕立てはグイヨ。グリーン・ハーヴェストを行う。
醸造方法 : バローロは、マセラシオンをステンレスタンクで7-10日間。熟成期間は24ヶ月で、250Lのオーク樽やフレンチオークのバリック、トノー樽をワインによって使い分ける。その他のワインは、発酵は温度管理を行いながら約6-8日間。熟成はバリックとトノー樽、ステンレスを使い分け、8-12ヶ月を費やす。SO2も酸化を防ぐ最低限の量しか添加しない。
【ドメーヌ概要】
父のルイジがワイナリーを設立したのは1950年と古いが、現在ほどの目覚ましい品質の向上が見られるようになったのは、息子のジャンパオロ(弟)とロモロ(兄)が全面的にワインの生産に携わってからである。リオンダの畑は非常に古くから定評があり、1997年の初ヴィンテージは世界の注目を一身に集めた。
ピラの造るバローロはリリースされたばかりでも、ネッビオーロ特有の力強いタンニンがあるにもかかわらず、華麗で優しさに満ち溢れているので飲みやすい。ただ革新的で飲みやすいバローロを造る為に新樽を使う生産者とは一線を画した造りであり、伝統的なバローロの良さを残しつつ、現代にも受け入れられるような、今あるべきバローロの姿であるといえよう。(輸入元資料より)