赤・750ml
カンノナウ主体、様々な葡萄のブレンド
パーネヴィーノからは2017ヴィンテージの赤が2種類届きました!相も変わらず、名前の由来を説明するのが非常に難しいので、ジャンフランコから来たメールの訳をそのまま載せますね。
"ヒサトも知っての通り、ここ数年近隣の農家を、俺が理想としているような農法-特に農薬散布の質(硫黄)とその回数(1〜2回)-を実践するよう仕向けているのだけど、2017年に彼らのブドウを使ってAXINA 'e 'IXINAU(アジネジナウ)というワインを、そして自分のところのブドウでShugusucci(シュグスッチ)というワインを造ることにしたんだ。
これらの名前の音の響きからも、地理的に全く違った環境に“旅をしている”かのような気になってもらう事も意識してみたんだ。発音的に、アジネジナウはブラジル(ポルトガル語)、シュグスッチは日本(!!!)を髣髴とさせるような…どう、そんな感じしない???当然のことながらどちらもサルデーニャ語なわけで、アジネジナウは「ご近所さんのブドウ」を、シュグスッチは「ドライ(”甘くない“と”乾いた“というどちらの意味合いも兼ねて)なジュース」を意味していて、シュグスッチという名前は、2017年が恐ろしく乾燥した年であったことに由来している。
これらのワインが生まれる端緒となったのは、俺がワインを通して常々主張してきた、(ワインの)最重要構成要素とは、“ヒトのエネルギー(魂)”に他ならず、土壌、ブドウ品種、農法などの実際的、技術的、物質的な側面は、たとえそれらに多大なる重要性があるのだとしても、それに続くものでしかないという事を、明瞭な形…とは言っても、毎ヴィンテージごとに違った天候条件やブドウのブレンド比率だったりするから、実質的に確認する術もなく、あくまでも非物質的な形にはなるのだけど…で明らかにしたいと考えたからなんだ。
今回リリースする2つのワイン、使用されているブドウ品種、ヴィンテージ、土壌、使用する農薬も散布する回数等もほぼ同条件なのにもかかわらず、東洋と西洋くらい異なるエネルギーと精神性を持ち合わせていると思うんだ。"
(輸入元資料より)