白・750ml
ムニュピノ70%、シュナン・ブラン30%(樹齢45年〜50年)
2018年はブドウが早熟で収量に恵まれた年。ボノーム曰く、収穫はブドウが熟しすぎないよう 2017年と同じ9月19日前後(例年よりも3週間早い)を予定していたが、9月15日の時点ですでにブドウの潜在アルコール度数が14%を超えていたため、急遽翌日の16日に収穫に取り掛かったとのこと。ちなみに今回は、自社畑のシュナンをロルモー・デ・ドゥ・クロワに全て回し、代わりにフランソワ・サン=レジェールのシュナンをラ・テニエールに使っている。醸造面では、酵母に勢いがなく、完全に発酵を終わらせるのに8ヶ月を要した。また、発酵終了後は味わいがドライでアルコールが立ちすぎていたので、角を落とし味わいをしなやかにするためにさらに10ヶ月樽熟成に時間を使った。結果、ワインはヴィヴィッドな勢いと味わいのハーモニーが同居する、力強く飲みごたえのある逸品に仕上がった!熟成に耐えるポテンシャルがあり、また味わいが濃くメリハリがしっかりとあるので、クリームやバターを使用するこってりとした料理との相性が良さそうだ。