白・750ml
シャルドネ
自社畑Cloverの灌漑ゼロChardonnay。全房プレス、24時間のステンレスタンク マセラシオン、古樽発酵及び熟成。半年のシュール リ、2週間に一度のハンドバトナージュ、更にステンレスタンクへ写して半年の熟成。ボトリングまでのプロセスは最新の注意を払ってバリアスな手法を採用しています。味わいはミネラルが程よく引き締まった上に青リンゴとライム、白桃の個性がシャープに出ており実にクラシック、反して驚くべき事にSO2はゼロ。丁寧に手数と時間を惜しまずにかけ、クラシックな味わいのワインを紡ぎ出す事に於いてはBasket Range【バスケット レンジ】随一と言って良いでしょう。
ジャスパー・ボタンは現ルーシーマルゴーのアシスタントワインメーカー(タイトルこそ恰好良いですが、要は体の良いコマ使い・笑)。しかしながら数年にわたるアントンとのワイン作り、そして父親から受け継いだオーガニックのブドウ畑でチャレンジを始めた彼自身のワインは紛れも無く師匠譲りのDNAを持っており、可憐な果実味と素直に染み渡るような旨味と飲み口はワインダイヤモンズが彼を新たなるポートフォリオの一員として諸手を上げて迎え入れるには十分すぎるものでした。ジャスパーはアデレード大学を卒業していますが、その専門とは映画。卒業後はフォックススタジオ等で映画作りにのめり込みながら海を中心としたライフスタイルを愛し、一時はオーストラリア最東端のバイロン ベイに住みついたこともありました。アートとしての映画作り、サーフィンや釣りをしながらの生活は正にヒッピーそのもので、その頃はまさか自分がワインを作るようになるなんて夢にも思わなかったと言います。映画の世界で成功する夢を(未だに!!)捨てきれずにいながらも自身の経済状況が理由で田舎に戻ったジャスパーを待っていたのは父親が無農薬で植えていた60エーカーのブドウ畑。そしてその畑から車で10分ほどの所に住んでいたのがアントン クロッパー。ボタンを掛け違えてしまったのか、はたまた正しいボタンだったのか。ジャスパーのワインを飲めば、その答えはまるで飲み手に自ずと語りかけてくるようです。(輸入元案内より)