白・750ml
ヴェルメンティーノ、ヴィオニエ、ソーヴィニヨンブラン、マルヴァジーア ディ リー パリ、インクローチョマンゾーニ、樹齢15年
それぞれのブドウは完熟を待ってから収穫し、畑にある醗酵槽にて果皮と共に 30〜60 日の醗酵、圧搾後10ヶ月の熟成。その後、テラコッタ製のタンクにて6か月以上の熟成を経てからボトル詰め。醸造からボトル詰めまで、SO2をはじめ一切の添加を行わない。
今回初リリースとなります新しい白。畑の面積もそうですが、生産量は毎年僅か3,000本足らずという極少規模のバイヨラ。さらにはカンティーナ(ワイン醸造、熟成を行うスペース)もない状況のため、昨年までは 1 種類しかありませんでした。しかしながら2017年、畑の隣にある農作業小屋を改装し、非常に狭いですが小さい樽を置くスペースを確保したフランチェスコ。そこで彼自身が試したいと考えてきたアイデアの一つとして、ボトル詰めするまでにもう少し時間をかける、そしてそこには木のニュアンスをつけたくないけれど、ステンレスやセメントのような密閉性の高い容器ではない、酸素との接触を感じる容器での熟成。そこでテラコッタを素材で造られる容器(形状はバリック225Lのものと同じ樽型の形状)を購入。この容器で10か月間の熟成を行ったものです。アンフォラのようなツボのような形状でないため、上部に大きく空気と接触する穴はない事、あとは運搬、移動が容易であることが理由でした。またまた突飛な発想ではありますが、中身の液体の大きな違いには本当に驚かされてしまいました、、。今回僅か450Lほど、600本に満たない生産量のため入荷量は決して多くありません。(輸入元資料より)