赤・750ml
ピノ・ノワール100%
Basket Range Wine【バスケット レンジ ワイン】のSholto Broderickはまだ21歳。父が植えたCabernet SauvignonやPetit Verdotを大切にしつつも、師匠であるLucy Margauxの影響を受けPinot Noirの栽培にも着手し始めました。地元醸造学校を卒業した彼ですが、今のスキルは近所に住む先輩達から学んだ経験が全ての基礎。彼は良くも悪くも師匠達の言葉に影響を受けやすく、「早摘みが良い」と聞けば直ぐにそうしてしまうし、「旧いポートの大樽は素晴らしい」と聞けば方々探して何とか旧いポート樽を手に入れてしまいます。毎年ワインのスタイルがコロコロと変わってしまうんですよね。
北面を向いた自社畑(何度も言いますが自社畑=最高とは全く思ってません)で早期収穫したPinot Noir。父がワイナリー創設時から使っている古樽で大部分を除梗して野生発酵しています。フレッシュの摘み立てブルーベリーの様なジューシーさと軽さがあり、タンニンも優し目。本人はAntonのNoir de Flouretteみたいな軽さを目指したそうですが、セニエをベースにした師匠のライトバージョンとはちょっと違うスタイルになりました。クランベリージュースにザクロのシロップをステアして飲んでいる様な、そんな感覚があります。(輸入元案内より抜粋)