赤・750ml
グルナッシュ35%、カリニャン35%、クノワーズ8%、アラモン8%、サンソー7%、ウイヤード7%(グルナッシュは樹齢50年平均、その他は100年以上。)
ラ・シラー・ド・タレスに代わる新たなローヌのテロワールにたどり着いたのがこのヴェルシオン・スッド。樹齢100年を超える土着品種のポテンシャルを最大限に引き出すことをコンセプトに作られた。収穫日はヴァントゥー、ジゴンダス共に9月13日。収量は30hL/ha。SO2無添加。ノンフィルター。
イチゴ、フランボワーズ、ザクロ、パッションフルーツ、ハイビスカスティーの香り。ワインはふくよかかつジューシーで、みずみずしい果実味にボリュームがあり、透明感のある芳醇なエキスに滋味深く洗練されたミネラルとキメの細かいタンニンがきれいに溶け込む。
今回の2019年は、2018年とは醸造方法を変え完全マセラシオン・カルボニックのスタイルで仕上げた。前回はスミマセラシオン・カルボニックで醸し、古樽で熟成させたのに対し、今回はマセラシオン・カルボニックで醸し、ワインの波動エネルギーを上げるため卵型セメントタンクを使い熟成を行った。出来上がったワインは2018年のヴェルシオン・スッドとは全く様相を変え、見た目もロゼに近いみずみずしくも芳醇で官能的な味わいに仕上がっている。それでいて前年に負けない骨太なミネラルをしっかりと味わいに残すところは、さすがただのヴァン・ド・ソワフで終わらせないフレッドのセンスが感じられる。(輸入元資料より)