白・750ml
樹齢100年シュナン・ブラン
グリオット時代のワインで最後のヴィンテージとなる2010年となりますが、エチケットのデザインはパトリック・デプラのキャロリーヌと同じものです。通常のワインに比べ高価ではありますが、甘口は葡萄の収量が特に少なく、乾燥し凝縮するため果汁を取ることが困難です。また亜硫酸なしでの醸造はお酢になってしまう可能性もあるため非常に貴重といえます。抜栓から1年以上経過した現在も劣化することなく奥深さと甘みの調和が良く感じられるほどです。一見高価に感じますが、一度に大量に飲むようなスタイルのワインではありませんし、味わいの変化をゆっくりお楽しみ頂けますので、ある意味安価といえるのではないでしょうか。
やや淡い琥珀色。りんごやアプリコット、プラムなどのコンフィチュールの果実味の詰まった香りに、擦りりんごやカラメル、メープルシロップ、ドライフラワーやドライハーブなどの深みやコクを想わせる香りが加わります。甘口ではありますがさらりとした軽やかな飲み心地で、香りに感じられた凝縮感のある果実味や奥行きのある風味に、杏やレモ
ンのような張りのある酸が引き締まった印象を与え、アフターには仄かな塩味と蜂蜜レモンのような風味が残ります。パトリックから「甘口はお薬のようなものだよ」と言われたことがありますが、まさに彼の甘口はただ甘いだけではなく複雑性に富み奥深く、その心地良い甘さと風味が体に沁み込み、時間を忘れてリラックスできるような魅惑的な仕上
がりです。(輸入元資料より)
※販売開始:2022/06/29(水)18:00〜
※写真はイメージです。