ロゼ・750ml
アリアーティコ(樹齢50年)
「2021年は決して簡単なヴィンテージではなかった。冬の水不足と春の乾燥は、かなり過酷で難しい年になると感じた。しかし、夏前にある程度まとまった雨が続いたことで水不足は解消し、ブドウの成熟に伴って十分な日照を得た。そして収穫前の昼夜の気温差は、酸、糖度、フェノールの成熟は、記録的な域に達した。レ コステにとっても最高のヴィンテージの一つになった」、そう話していたジャンマルコ。
このロザートについては「ビアンコやロッソみたいに R エッレと名付けたかったほど」、素晴らしいヴィンテージだと語るジャンマルコ。体格の良さはもちろん、奥行き、そして複雑さ。いつもとは明らかにサイズが違うというロザート。病気や腐敗果が少なかったこともあり、除梗せずに短時間果皮と共に置いてから直接プレス。時間を置くことで、果皮の要素を極僅かにモストに移し、醗酵は果汁だけの状態で3週間。醗酵が終わったあと、オリと共に10カ月木樽にて熟成。
色素やタンニンの恩恵なしに、これほどの酒躯を持てるものなのか、そう感じるスケールの大きさ。2023年3月に到着していましたが、そのサイズの大きさに驚かされました。その時点では正直、香りやフォルムがまだ出来上がっていないと感じる状態でした。それから6カ月、12カ月と定点観測を続けてきまして今回、そのポテンシャルを感じる状態に近づいたと感じています。間違いなくこれまでの中で「最高のヴィンテージ」を塗り替える2021年。そしてその先のポテンシャルが保証されている過去最高のロザートだと思います!(輸入元資料より)
※写真はイメージです。