白・750ml
シュナン・ブラン100%(樹齢39年)
ブドウはボノームの自社畑から。ワイン名は昔からある区画の名前。残糖4g/L。ノンフィルター、SO2は瓶詰前のスーティラージュ時に20mg/L添加。
2017年は春の遅霜の被害により全滅…。2年ぶりのリリースとなるロルモー・デ・ドゥ・クロワ。2018年は久々に収量に恵まれた当たり年。収穫したブドウも傷ひとつなく完璧だった。一方、醸造面では発酵がなかなか終わらず、終盤で少し残糖がある状態で発酵が止まってしまった。その後も再発酵を待ったが、酵母の動く気配がなかったため、最終的に4g/Lの糖を残したまま目の細かいフィルターをかけ瓶詰めした。出来上がったワインは、口に入れた途端やさしい甘味に包まれた白い果実のリッチな旨味エキスが広がり、後からキュッキュと口の中で音がしそうなくらいチョーキーで緻密なミネラルが骨格を支える。完全辛口であれば鉱物感が硬く強すぎたかもしれないが少量の残糖によりうまく緩和され、結果的に絶妙なバランスを演出している。(輸入元資料より)
※ 写真はイメージです。