赤・750ml
アレアーティコ主体、サンジョヴェーゼ、メルロー、プロカーニコ
ベースは2020のリトロッツォロザート。タンクひとつだけ 20g/L以上残糖があるまま醗酵が停止してしまったロット。翌年の収穫・醸造の過程で、プレスしたリトロッツォロッソのヴィナッチャを加え、再醗酵を促したという奇抜なスタイルで生まれた赤。アレアーティコ由来の香りの高さと心地よさ、サンジョヴェーゼやメルローの持つ旨味、そして何よりも飲み心地の良さには脱帽です。
醸造中に醗酵がうまく進まなかったワインを、翌年のヴィナッチャを再浸漬(Ripasso リパッソ)して造られる再生工場のようなこのワイン。今回は2020年のリトロッツォロザート、1つのタンクで残糖がかなり高い状態で醗酵がストップ。1年間そのまま熟成させてから、2021のリトロッツォロッソを圧搾後、そのヴィナッチャをリパッソしたことで醗酵が再開。21年のヴィナッチャには元気な酵母と健全な果皮、結果醗酵は無事に進んだといいます。非常に軽やかなロッソの魅力的な飲み心地と、アレアーティコの持つ柔らかくの香りのあるフォルムが共存する、リパッツォとは思えないほど魅力的なワインになりました。(輸入元資料より)
※写真はイメージです。