赤・750ml
サンジョヴェーゼ主体、樹齢10年〜20年前後の畑
収穫後、除梗せず果皮と共に4週間、緩やかに醗酵が進む。圧搾後そのままセメントタンクにて12か月の熟成。地元のレストランや個人向けのスフーゾ(量り売り)でしたが、コロナウィルスにより、地元消費が停止したことから生まれた、気兼ねなく飲めるテーブルワイン。(輸入元資料より)
※写真はイメージです。
2020年のコロナ渦、地元消費用の量り売りワインが大量に余ってしまった事態を打開するために生まれたワイン「ペンスィエロ」。サウロの誠実な仕事は、キァンティというワインが本来持っていた食中酒、そして飾らない素朴かつ飽きの来ない飲み心地のよさ。というか、こんな素晴らしいワインが量り売りだなんて、一体どういうことなのか逆に心配になってしまいました。一応現在は、イタリア国内ではコロナの影響はほとんど無くなったのですが、一度途切れてしまった販売先が元通りになるのは難しく。量り売りの需要はこの3年でかなり少なくなってしまったといいます。そこで昨年に続き、今後も継続してボトル詰めしてもらう事に致しました。今回は2020年収穫のブドウよりボトル詰め、天候にも恵まれた理想的なヴィンテージという事もあり、果実と酸のバランスの良い魅力的な味わい。他の赤とは違い、タンニンが控えめでスムーズな飲み心地が素晴らしい、間違いのない食中酒だと思います!今年はどうしても梱包資材、ビンなどの値上げや、原油高による輸送費用の高騰もあって、前回よりどうしても値上がりを防ぐことはできませんでした。しかしながら、味わいに限って言えば、十分にその価値がある素晴らしい味わいだと思います。(輸入元資料より)