淡赤・750ml
グルナッシュ主体、グルナッシュ・グリ、グルナッシュ・ブラン、カリニャン、マカブー
ワインに複雑味を込めるために、各葡萄は手摘みで同時に収穫され、全房で足踏み圧搾、果汁が半分ジュースとなった状態で7日間皮と共に浸す。抽出が強くなりすぎないように工夫したロラン流のセミ・マセラシオン ・カルボニック、その後はタンク熟成。分類的には赤ワインだが、深みのあるロゼやジュラ地方の赤に近い感覚のワイン(淡赤と表記してみます)。
さくらんぼ、ラズベリー、ストロベリー、しっかりした酸味とやわらかく軽やかなタンニン、フローラルで美味!ワイン名はラテン語で umemployment = 雇われてない、独立独歩! (輸入元資料より)
パリのヴェール・ヴォレで活躍していたロラン。南仏リヴザルトの地に祖父が1949年に植えた3haのグルナッシュの畑その畑を受け継ぎワイン造りと家族との生活をスタート。土壌は主に粘土石灰質、樹齢の高いグルナッシュの畑にはシャトーヌフのような丸石(Galets roul?s)が、メルロの区画には深い粘土層がある。地中海性気候、海の存在、影響を感じるルシオンの地にて不耕起、緑肥、有機栽培、畑のトリートメントは硫黄、銅、エッセンシャル・オイルのみ。
天然酵母で醸造、無清澄、無濾過、など先人達がチャレンジしてきたナチュラルワインの道を踏襲しつつも独自のセンスで魅惑的なバランスのワインを創り出している!すでに醸造のセンスも光るロラン、これからどんなワインを創り出すか楽しみな造り手です!!
ロランの言葉
全体的にマタブロのワインは実験的なところがある。自分は軽やかでフレッシュなワインを求めていて、それを毎回進化させようとチャレンジしている。自分たちが従っている決められたガイドラインや醸造方法もないわけで、そんなことには全くとらわれていない。どんなワインに仕上がるかということに集中している。畑に入り、葡萄を味わうと、毎年味わいが違っている。毎年気候が違うように。だから感覚と直感で全てを決めてゆくんだ!