赤・750ml
シラー100%
サン・ジョセフ北部、コンドリューに近いペイローと呼ばれる1haの花崗岩土壌の急斜面の畑。コート・ロティに近いワインが出来るポテンシャル。
【ガングロフ】
今や世界的人気となっている「マチルド・エ・イヴ・ガングロフ」。モダン化が進むコート・ロティにおいて全房発酵を続けるなど、独自のワイン造りを続けるナチュラリスト。
『強く、凝縮して甘い。樽香と甘みが今のコート・ロティ。パーカーが変えてしまった。僕は違う。土地本来の個性を最大化することがワイン造り』
アルザス出身のイヴ・ガングロフがコンドリュウにやって来たのは意外にも職探しだった。『70年代、アルザスには仕事が無く、当時シャトー・ダンピュイで住み込み、働いていた弟の薦めでコンドリュウに移住した』直ぐに弟のピーターが「ドゥラス・フレール」を紹介してくれて、栽培担当として畑の管理とコンドリュウの畑の開墾作業を担当した。『ドゥラスで7年間栽培担当として働くうちに葡萄栽培に興味を持つようになり、少しずつ畑を購入したり借りたりし始めた』ドゥラスの最上級畑ヴェランは彼がほとんど1人で開墾した畑だそう。コンドリュウ、コート・ロティの自然環境、土壌を全て体で覚えている。更にイヴはコンドリュウで仕事だけでなく、恋人「マチルド」とも出会い、結婚。公私共にコンドリュウで成功した。
1982年に初めて畑を買い、葡萄はネゴシャンに販売していたが、1987年に販売先が倒産し販売できなくなってしまう。葡萄で販売するリスクを感じ、ワイン造りを独学で学び、葡萄を売りながら少しずつ醸造も行い、遂に1990年代にガングロフとしてリリース。 (輸入元資料より)
※ 3月29日12時より販売開始です。