赤・750ml
カリニャン85%、アリカンテ・ブーシェ10%、ジンファンデル4%、パロミノ1%
大きなコンクリート タンクに全房で投入し、マセラシオン カルボニックを行います。ブドウの内側から発酵し始めるまでゆっくりと時間をかけていると、その乳酸発酵の効果で果皮の色成分が分解され、まだ潰れていない果実の中の果汁に鮮やかな赤の色が移っていきます。その後、熟成用のコンクリートタンクに戻し8ヶ月の熟成を経て瓶詰。
このワインには、荒々しい古樹の驚くべき深みのある味わいが表れています。素晴らしい古代のブドウ畑では、樹齢130年以上のブドウの木を育て続けており、現在のブドウにはない特徴を持っています。昔から畑に植えられていたカリニャンに、パロミノ(ヘレス産の白ブドウ品種)、ジンファンデル、アリカンテをブレンドさせました。特異な砂質土壌のため、フィロキセラが生存できず、現在でも自根のブドウの樹が残っており、カリフォルニア州内で最後に残った自根の樹となっています。
ラズベリーやクランベリー、カシスと言った様々なベリーの香りが爆発的に弾け、時間と共にドライハーブや黒コショウと言ったスパイシーなニュアンスも加わります。シンプルでありながら深みのある味わいで、軽やかで強すぎない酸が、このワインの果実感を引き立てています。ワイン単体で飲むより料理との相性が抜群で、重たい料理をはじめとして、ランチに食べるような軽い食事とも良い相性を見せます。非常にバランスの良いワインなので、暑い日には若干冷やして飲むことをお勧めします。
(輸入元資料より)