白・醸し・750ml
チャレロ 100%
パルティーダのマッシモと同じ農家さんからぶどうを購入。二回に分けて収穫。グラップ・アンティエールでダイレクト・プレスと、破砕して10日間のマセラシオンを半分ずつ。圧搾時にアッサンブラージュ。ステンレスタンクで6カ月間の熟成。SO2無添加。
収穫中、この品種を少しフェミニンな感じに『グザレリーナ』と呼んでいたら、しっくりと来たのでそのままキュベ名へ。
さすがマッシモとシンクロ率の高いエミリー。浸透圧が体液と同じと体中に感じるくらいスルリ&じわりと広がる酸と旨み。パルティーダを初めて飲んだ時のような感動が体中をかけめぐる。挽きたて胡椒のようなパワフルな一面も。不安定な要素は一切なく、スタッフテイスティングでは4日目にピークが。リンゴや蜜、シナモンのニュアンスまで。すぐ飲みでもじっくりでも美味しいニクい白。(輸入元資料より)
エミリー・ムトンボ/EMILIE MUTOMBO
コンゴ共和国出身の家族とベルギーで生まれ育ったエミリー・ムトンボは、パルティーダ・クレウス、マッシモとアントネッラのドメーヌのすぐ近くでワインを造り始めた期待溢れるフレッシュな女性生産者。
ブリュッセルの町でイベント系の仕事に就きながらも、エミリーは以前からワインの魅力に惹かれていました。家庭は一切ワインとは関係の無い中、彼女は人生の転向を決意し、ワインを学びます。
その後、南アフリカでトラディショナルな醸造方法を生かしたトップクラスのドメーヌで研修を終え、南フランスの『ドメーヌ・ル・シェヌ・ブルー』で収穫を2カ月間体験。2017年の頭に行われた『Le Salon des Vins Anonymes』でパルティーダのマッシモと運命的な出会う。
あまり迷いもせず即断即決。数ヶ月後の5月に彼女はもうカタルーニャ州に引っ越し、マッシモとアントネッラの元でワイン造りを学び始めました。
パルティーダで3年間経験を積みをし、2017年にはマッシモの醸造室の一部を借りて、ファースト・キュベ『E.T.』をリリース。
2020年、自分の家の地下室を改造し、本格的に自分のカーブとして使用。パルティーダで共に働いていたパオロ氏も関わり、二人のワインの今後の変化が楽しみ。